翌朝の朝食

ビュッフェスタイルで大島牛乳などもあったりして離島にしては美味い。

チェックアウト時に雨が降っていたけど、海の方までおりていったら止んだので一安心。原付なので大雨になったらたまったものではない。

島の北東側にある大島公園は、ちょっとした動物園と植物園が併設したような造りになっていた。ちょっとしたというには随分と規模が大きく、充分金が取れるレベルだ。

伊豆大島にはキョンがそこら中にいて森の中を原付で走ると5分おきに遭遇するが、これはワラビー。

大島公園から反時計回りに島をぐるりと2/3周ほどして昨日通り過ぎた波浮港に行ってみた。

この波浮港はなんてことは無い田舎の小さな港だけど、かつてはとんでもない隆盛を極めていたそうで、興味がわいて散策してみた。

もともとは湖だったところを、江戸時代に人の手で港として整備し、以来風待ちの港として栄えたそうな。昭和初期のあたりでは、港の周辺は飲食店や旅館、映画館や遊郭、物販店などあらゆる店があったという。
台風の時などは湾内が船で埋め尽くされ、数日間足止めをくった金遣いの荒い漁師たちが夜の店で大金を使い、港は一晩中賑わっていたと言われている。
今で言う歌舞伎町のような所がこんな離島の端っこにかつてあったというのは面白い。

平地の少ない港の周辺は土地の値段が半導体の株価のように急騰し、波浮港バブルの絶頂付近では一時的に銀座の地価を超え、日本一高値で土地が取引されていたらしい。キオクシアが一瞬だけ時価総額日本一になったように。
ちなみに上にある港屋旅館や、この甚の丸亭の付近が最も賑わっていたとの事。

現在では空き家となっているところも、当時はとんでもない価格だったのだろう。
ただ、時代が進み動力船が増えたことなどもあり、風待ちの必要が無くなった波浮港は次第に衰退していったようだ。それでも所々に残る当時の面影から、昔の街並みをなんとなく想像することができた。

帰りの船の時間が近づいてきたので、来た道を戻り元町港へ向かう。

10月にしては暖かく、南国っぽい気分が溢れる。

元町港で軽く食事。べっこう寿司が食べたい!

大島ストアで焼酎の御神火を購入。なぜか普通の土産物屋のほうが安かった…

原付を返却し、岡田港で帰りの船を待つ。べっこう寿司あった!

復路はくろしお丸で。波も穏やかなので平気だろう。

港にいた多くの人達は、このくろしお丸には乗らずに後ろにいる高速船で東京に向かったようだ。

全席自由席だけどガラガラの雑魚寝エリアでゆったりと過ごすのは船旅の良さだ。

見たことの無いデカい貨物船を追い抜く。「ONE」と書いてあり東南アジアかどこかの船会社が運航しているのかと思ったら、日本の大手船会社3社(日本郵船・商船三井・川崎汽船)が設立したものだという。
自分の持ち株が壊滅状態の中、この3社はポートフォリオの中でも頼みの綱だ。ONEと言わず是非たくさん頑張ってほしいと思う。

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