今年初の伊東

ひとり旅

ネットニュースを見ると、都内の宿泊がカプセルホテルで23000円というぶっ飛んだ価格になっているとの事。それはちょっと大袈裟だが確かに週末ともなればボロいビジホでも10000円以下のところは見つからなくなっていた。

そして俺の趣味である週末のひとり安宿温泉旅行も同様に県単位レベルで検索してもなかなか10000円以下の朝食付き温泉はでてこなくなりつつある。今回はタイミング的に空きが出たのか伊東園が引っ掛かったので、当日朝に予約して家を出た。

えきねっとを見ると2人掛けの席が空いていたので特急に乗ることにした。乗車後も横の席は赤ランプだったが、途中の駅で背広のオッサンが車掌に連れられてきて俺の横に座った。どうやら指定を取らずに乗ってきたようで、空いている俺の横に案内されたと見受けられる。こんな虚を突かれたようなオッサンが来るなら普通車のグリーンにすれば良かった。

宿にチェックインして部屋に入る。おっさんひとり旅なのに布団やアメニティが2セット用意されていた。やはり直前でキャンセルが出たとこなんだろうなあ。

一風呂浴びたあと外を散歩。フロントで今日はラーメンのイベントが開催されていることを教えてもらったが、飲みほ食べほの夕食まで2時間切ってるのでここは不参加で。

割とよくある各県代表で屋台が出てるやつ。

そこまま海岸に行ってチューハイやビールを飲んで夕食までの時間をつぶした。

岸壁まで行くといかつい感じの船が停泊している。

海上自衛隊の輸送艇のようだ。自衛官が一般の人を船に入れて中を説明していた。船の仕事なのにビシッとした制服を着て傍から見ても規律が厳しそうだ。もちろんお腹ポッコリおじさんなど1人もいない。世の中の仕事がホワイト化しまくってるので自衛隊も人を集めるのが大変なんじゃなかろうか。なんなら有望そうな若者がいれば勧誘しているのかも知れない。

そんな事を思いながら宿に帰る。

微妙だった伊東園の食事も酒も、慣れてしまえばむしろ美味しいと感じる。思っていた味と違わなければ人間は舌がその味に適応していくのだと思う。

今回伊東に泊まった理由の1つに、前から気になっていた伊東温泉競輪の開催日であるという事がある。夕食が済んだら散歩がてら競輪場に行ってみようかと思ったけど、ネットを見るとミッドナイト競輪は無観客で行われることが判り残念!

無観客はコロナのときくらいかと思っていたがそんな事はなかった。ホームページには詳しく書いてないので分かりにくい。まあ競輪は競馬と違ってほぼほぼリピーター相手だろうからね…

なのでまた飲み屋でワンセットだけ飲んで帰った。もうボトルキープするか..

翌朝、チェックアウト後に1時間ほど余裕があったので隣の宇佐美駅まで歩いた。いつも同じことしているな。

駅の近くに変わった自販機があったのでエロ本かと思って見てみると写真を売っているようだ。これはこれでアリかも知れない。デジタルで撮ったデータは大切なものでもHDDやUSBなどのメモリーに入れておくと10年くらいで読めなくなってしまうから。

今ではオンラインストレージを契約して大事なデータはそっちにバックアップしているけど、ネットを始めて10数年間のデータはCDやDVD、外付けHDDなどに入れていたのでその大部分が失われてしまった。やっぱり紙のメディアっていざという時に大事だ。そういう意味では写真屋の現像したきれいな写真を旅の想い出に購入するのはいいと思う。

自販機で缶コーヒーを買って駅に向かった。

熱海までは満員電車。

小田原から湘南新宿ラインに乗り換えて家路についた(新宿経由)

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