5/2-4で東北に行く予定だったが、他者都合により取り止めになった。ホテルもキャンセル。ほんと旅行は1人で行くべきだわ。
ゴールデンウィークの中盤がいきなり暇になったので、5/1の朝に急遽出掛けることを決断した。どこへ行っても混んでいるのだからいっそ激混みのところへするか。去年の秋頃に買っておいた大阪万博のチケットが2枚あるのでそれを使うことにした。チケットと言っても10の文字列が2つあるだけでそれが電子チケットとなるのだろう。
万博IDの登録とか来場予約とかよくわからんし面倒なのでずっと放置していたが、それらの処理を行きの新幹線で行う。

新横浜から新幹線に。この時期のぞみが全て指定席なのでひかり号の自由席に乗る。ひかりと言っても停車駅はのぞみとあまり変わらない。小田原の次は名古屋という、静岡県を全てすっ飛ばす停車パターンが気持ちいい、さすが夢の超特急。リニアの恨みは恐ろしいのだ。

GWだが平日なので予想通り空いている。最後の1つだった崎陽軒のチャーハン弁当を食べながら西へ向かう。

あっという間に新大阪。御堂筋線に乗り換える。

本町あたりで中央線に乗り換え

阿波座で下車し、NCB(中之島センタービル)のホテルにチェックイン。手前のちっちゃい方だ。

部屋に荷物を置いてまた駅に向かう。

夢洲から会場へ向かい、なんとか万博会場に入場することはできた。

パビリオンはどこも行列、空いているところは無いかスタッフの人に聞いたが今日はどこもいっぱいで、キャンセルを待つしか無いそうだ。なるほどそういうルールか。
空いていると思った建物があったので行ってみるとトイレだったりした。

万博の公式サイトでパビリオンの空きを調べると、一瞬▲が出るのですかさず予約しようとするが確保失敗。キャンセルが出ても文字通り秒で埋まるようだ。

100回くらい繰り返したらやっとアラブ首長国連邦のパビリオンが予約できた。10分後なので急がないとと場所を調べたら東ゲートの方。ガンダムのところと真逆じゃん!
人混みの中を刑事ドラマのように走りなんとか開始時間に間に合った。
予約無しで万博に来た時の楽しみ方が何となく分かってきた。
まず入場したらひたすら当日予約をリロードしまくってどこかのパビリオンを予約、一度に複数の予約はできないので、そこを見た後に次の当日予約をする感じだ。次の予約が2時間後であれば、その間に予約不要のパビリオンに行ったり、飯を食ったり会場内を散歩したりする流れになる。

しかし万博で驚いたのが会場の外周を取り囲む大屋根リングという木造の建造物だ。幅5メートルくらいの通路が数百メートル程度あるのかと思っていたが、スケールが桁違いだ。幅30m、高さ12〜20m、そして外周はなんと2キロにも及ぶ。
バブル崩壊後の日本は、税金を使うような事業は批判の的になりがちでもうショボいものしか作れないとばかり思っていたが、中途半端に規模を縮小したりせずこれを造ったのは素直に感動した。
調べると総工費は350億円との事だが、近年の資材値上がり・人件費の高騰を考えると正直500億くらい掛かってもおかしくないんじゃないかと思える。
税金の使い道に少しでも余裕があれば高齢者の医療と福祉に回ってしまい、こういった国家的プロジェクトには金を掛けられないと諦めモードになってしまうところだが、すぐに壊すための建物に350億掛けるというのは夢があって素晴らしい。
修学旅行生もたくさん来ていたが、そういった若者たちが日本の将来に少しでも希望を見出だせるようにできる非常に意味のある投資だと思っている。

この焼きそばとビールで2480円だが、万博には大阪府や大阪市も結構な割合で費用を負担しているらしい。なので大阪市リスペクトを込めて飲み食いをしよう。

タイのパビリオンが予約できた

夜になるとまた景色が変わる

スペインは予約無しで入れた

予約したタイのパビリオン

ビールは外国のパビリオンの中で買うと安いことを学習

21時になると幻想的なドローンショーが始まった

1000機ものドローンを動かしているらしい

大屋根リングを見れただけでも来て良かった

帰りの電車はあまりにも混んでいたので、弁天町で途中下車し、モツ鍋を食ってからホテルに帰った。
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